最近、サーバーをエックスサーバに変更しました。アメリカからでも、問題なく申し込め、満足しているので、今回はそのサーバ移転についての体験を記録しておきます。
そもそも使っていた海外サーバ:Siteground
最初はSitegroundというサーバを使っていました。海外サーバには、iPage, Bluehostなどいろいろありますが、SiteGroundは圧倒的に使いやすかったです。スピードも使い勝手もよく、複数サイトを運営するためのUIもわかりやすく、テスト環境の作成やバックアップも簡単。トラブルがあった時のサポートも充実しており、めちゃくちゃ気に入っていました。
デメリットとしては、ダッシュボードなどが全て英語になる点です。
もし英語が大丈夫な人で高品質なサーバを使いたい方にはSiteGroundはぜひ試してもらいたいです。
エックスサーバに乗り換えた理由①:費用
そんなに気に入っていたSiteGroundから乗り換えた理由は2つあります。
ひとつめは「費用」です。「海外サーバは国内サーバ会社に比べて安い」という印象を持っている方が多いと思いますが、SiteGroundについていうと、高機能なだけあって価格も高かったです。Kinstaとかと同レベルです。
SiteGround1年目:4.99ドル/月 → 2年目以降29.99ドル/月 (サイト容量20GB)
1年目は60ドルくらいで済むのに、2年目から一気に360ドル!6倍というのはエグい。別に収益化のため「だけ」にサーバを借りてブログを書いているわけではありませんが、それにしても、コストがかかりすぎてしまいます。そこで、もう少し安いサーバに移転したいと考えまた。
エックスサーバではより安い値段でより多くの容量が貰えました。
エックスサーバに乗り換えた理由②:読者の所在地
もう一つの理由は、自分のブログの読者の殆どが「日本からの訪問者」だったから、というのがあります。サーバの所在地は、訪問者のいる地域に置いておくと、訪問者が快適にサイトを閲覧することができます。
以上2つの理由で国内サーバに移転することに決めました。
国内サーバでエックスサーバを選んだ理由
エックスサーバーは、日本語での解説記事が豊富で、使いやすいと評判だったので使うことにしました。
結論:エックスサーバーはアメリカからでも問題なく使える。しかしいくつか注意が必要。
結論として、エックスサーバーはアメリカから問題なく使えています。しかし、海外からエックスサーバーを使う際には、いくつかのポイントに気をつける必要があります。
・申込み時(メールで意思確認が必要)
海外からエックスサーバーの無料お試しを申し込むと、一度メールで申込確認の返信をする必要があります。おそらくIPで海外からの申込みを判定し、詐欺などでないか確認しているのだと思います。メールの返信をしたらすぐにサーバ設定をしてもらえます。
・ワードプレスセキュリティで国外IPアクセス制限をOFFにする
ワードプレスを使う場合は、セキュリティ設定で国外IPのアクセス制限をOFFにする必要があります。
サーバー管理(サーバーパネル)>WordPressセキュリティ設定
そもそもは不正アクセスを防ぐためにある「国外IPからのアクセスを制限」設定なのですが、デフォルトのままだとワードプレスの管理画面に入れなくなってしまうため、この設定をOFFNにしておきまそう。
・エックスサーバ支払いは海外クレカでOK
エックスサーバ支払いは海外クレジットカードではできないという情報もあったのですが、2024年4月の段階では、海外のクレジットカード(マスターカード)で決済可能でした。
銀行振込も可能です。日本の銀行のアクセスがある方は、オンラインバンキングなどを通じてエックスサーバーに送金できます。しかし海外送金には対応していない、ということなので、Wiseなどを使って送信することは難しそうです。
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