追記あり(2/20)：【アメリカ政治】2020年米国大統領選挙候補者まとめ

ども、アメリカ節約情報 (@amesetu) です。アメリカでは「政治」がとても身近。アメリカに住んでいるならば、アメリカの政治に少しは詳しくなりたいですよね？ということで、今日は、そろそろ動きが出てきた2020年のアメリカ大統領選挙についてです。

2020年の大統領選挙に立候補している候補者の紹介、スケジュール、などをまとめていきます。アメリカ在住なので、今後も最新情報をアップデートしていきます！

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  2020年候補者まとめ

  • コーリー・ブッカー（Cory Booker）(D)
  • ピート・ブートジェジ（Pete Buttigieg ）(D)
  • ジュリアン・カストロ（Julian Castro ）(D)
  • ジョン・デラニー（John Delaney ）(D)
  • タルシ・ギャバード（Tulsi Gabbard）(D)
  • カースティン・ギリブランド（Kirsten Gillibrand）(D)
  • カマラ・ハリス（Kamala Harris） (D)
  • エリザベス・ウォーレン（Elizabeth Warren） (D)
  • エイミー・クロブチャー（Amy Klobuchar） (D)
  • バーニー・サンダーズ（Bernie Sanders,） (D)
  • ドナルド・トランプ（ Donald Trump ）(R)
  • マリアナ・ウィリアムソン（Marianne Williamson ）(D)
  • アンドリュー・ヤン（Andrew Yang） (D)
  • ドナルド・トランプ（ Donald Trump ）(R)
• 今後の選挙スケジュール
  • 予備選挙(Primary)＆党員集会(Caucus)
    • 2020年2月
    • 2020年3月
    • 2020年4月
    • 2020年5月
  • 党全国大会(National Convention)
  • 大統領本選挙(General Election)

2020年候補者まとめ

コーリー・ブッカー（Cory Booker）(D)

By Senate of the United States – http://memberguide.gpo.gov/#top, Public Domain, Link

• 誕生日：April 27, 1969

  ニュージャージ選出の上院議員。2019年2月1日に出馬表明

ブッカーは49歳だが未婚であり、ゲイではないかという噂が囁かれています。ブッカーはそれに対して「ホモフォビアに立ち向かいたいから」という理由で否定していない。

「私はホモフォビアに立ち向かいたいのです。ツイッターで誰かに『あいつはゲイだ』と書かれているのを見るのが大好きです。それにはこう答えます『そうだとしたら、何か問題でも？僕に投票してくれる理由が（僕がストレートだから）という思い込みのおかげじゃないことを願うよ』」

ピート・ブートジェジ（Pete Buttigieg ）(D)

By City of South Bend, Indiana – https://www.southbendin.gov/government/department/mayor-pete-buttigieg, CC0, Link

• 誕生日：January 19, 1982
  インディアナ州サウス・ベンド市長。2019年1月23日に出馬表明。

ブートジェジはアフガニスタン帰還兵であり、同性婚をしています。もしもノミネートされればオープンリーゲイとしてはじめての大統領候補者となります。

ジュリアン・カストロ（Julian Castro ）(D)

By United States Department of Housing and Urban Development – United States Department of Housing and Urban Development, Public Domain, Link

• 誕生日：1974年9月16日
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元サンアントニオ市長・元アメリカ合衆国住宅都市開発長官。2019年1月12日に出馬表明。

テキサス出身。移民の先祖を持ち、アクティビストの母親を持つ。ラテン系の指示を広く得られると見られています。

ジョン・デラニー（John Delaney ）(D)

By United States Congress – https://sphotos-b.xx.fbcdn.net/hphotos-ash3/385330_341725482602538_1111967865_n.jpg, Public Domain, Link

• 誕生日：April 16, 1963
  元メリーランド州選出の下院議員。2017年8月10日に出馬表明。

タルシ・ギャバード（Tulsi Gabbard）(D)

By United States Congress – Office of Congresswoman Tulsi Gabbard, Public Domain, Link

• 誕生日：April 12, 1981
  ハワイ州選出の下院議員。2019年1月11日に出馬表明。

2012年史上最年小かつはじめてのヒンズー教徒として下院議員に当選。

2019年1月、かつて父親と共に、同性婚や中絶の権利を制限する活動をしていたことがわかり、炎上。しかしギャバードは、昔の活動を認めつつも「その後意見は変わり、国会ではLGBTの権利を守る活動をしてきた」と釈明。事実HRCは、ギャバードの投票記録に100点のスコアをつけています*1。

カースティン・ギリブランド（Kirsten Gillibrand）(D)

By Rebecca Hammel, U.S. Senate Photographic Studio (see metadata) – Kirsten Gillibrand’s Senate Website, Public Domain, Link

• 誕生日：December 9, 1966
  ニューヨーク州選出の上院議員。2019年1月15日に出馬表明。
  共和党とも協働できる、中道で有力な候補だと見られています。

カマラ・ハリス（Kamala Harris） (D)

By Office of Senator Kamala Harris – https://www.harris.senate.gov/news#photos, Public Domain, Link

• 誕生日：October 20, 1964
  カリフォルニア選出の上院議員。元カリフォルニア州司法長官。2019年1月12日に出馬表明。

インド系とジャマイカ系のミックスだが、黒人文化のなかで育つなど幅広いバックグラウンドから支持を得られる可能性があります。ウォーレンよりも「勝てる」候補としてリベラル層に支持をされていますが、かつて、有力政治家でありサンフランシスコ市長も努めたウィリーブラウンと不倫関係にあったことで、スキャンダルとなっています。

エリザベス・ウォーレン（Elizabeth Warren） (D)

By United States Senate – http://www.warren.senate.gov/?p=biography, Public Domain, Link

• 誕生日：June 22, 1949

マサチューセッツ州選出の上院議員。2018年12月31日に出馬表明。

ウォーレンは、そもそもは破産法の権威であり、消費者保護活動を続けてきた経歴と長い政治活動の実績で大きな尊敬を集めています。しかし、リベラルすぎる点や、印象が2016年に負けてしまった「ヒラリー」に似ていて好かれないタイプであり、「本選挙で勝てない候補なのでは」というところが敬遠されています。また「ネイティブ・アメリカン部族の血を引く」と発言しDNA検査の結果を公開したことなどが問題となっています。

エイミー・クロブチャー（Amy Klobuchar） (D)

* 誕生日： May 25, 1960

ミネソタ州選出の上院議員。2019年2月10日に出馬表明。エール大学、及びシカゴ大学ロースクール出身の元弁護士。2006年にはミシガン州初の女性上院議員となりました。リベラルな価値観に理解を示しながらも、現実的な政策を掲げています。

CNN.co.jp : 大統領選出馬の民主クロブチャー氏が対話集会、現実路線打ち出す

バーニー・サンダーズ（Bernie Sanders,） (D)

• 誕生日： September 8, 1941

バーモント州選出の上院議員。2019年2月19日に出馬表明。2016年の選挙では、民主党候補の指争いで、ヒラリー・クリントンと最後まで争いました。彼は、企業、Super PAC、金融機関などの大規模なドネーションを拒否し、人々からの「草の根」資金で戦った点で、「大企業やウォールストリート」の手先と見られたヒラリーとのキャラの違いを打ち出すことに成功しました。富裕層に対して高い税率を課すことなどを訴える他、もっとも進歩的な政策を掲げる候補者の1人です。

2019年2月19日に、白人男性としてはじめて2020年の民主党候補として立候補することを表明した後は、10時間で支持者から3.3ミリオンドルもの資金が集まりました。今でも人気が高く、（まだ立候補をしていない）ジョー・バイデンと並び最有力候補の1人です。

ドナルド・トランプ（ Donald Trump ）(R)

マリアナ・ウィリアムソン（Marianne Williamson ）(D)

By Marianne Williamson – Own work, CC BY-SA 4.0, Link

スピリチュアル系著述家。2019年1月28日に出馬表明。

アンドリュー・ヤン（Andrew Yang） (D)

By Asa Mathat for Techonomy – https://techonomy.com/wp-content/uploads/2013/09/imgl0026-610×406.jpg, CC BY-SA 4.0, Link

ニューヨーク出身の起業家。2017年11月6日に出馬表明。

ドナルド・トランプ（ Donald Trump ）(R)

現職大統領。2017年1月20日に出馬表明。

他にも実に169人を超える候補者が大統領選挙への出馬を表明しています。また、出馬が囁かれていてもまだ正式に出馬表明していない候補（ジョー・バイデン、ハワード・シュルツ、ベト・オルーク）もいます。個性的な人を発見したら随時紹介していきます。

今後の選挙スケジュール

予備選挙(Primary)＆党員集会(Caucus)

民主党・共和党それぞれの中で、週ごとに予備選挙や党員集会を通じて、候補者の一本化が行われます。候補者というよりも、どの候補を指示するか公にしている代議員が選ばれ、この代議員が全国大会に出ることで、候補者が選ばれるのです。

2020年2月

• February 3: アイオワ州党員集会
• February 11: ニューハンプシャー州予備選挙
• February 22: ネバダ州党員集会
• February 29: サウスカロライナ州予備選挙
  

  2020年3月

• March 3:　アラバマ州、カリフォルニア州、マサチューセッツ州、テネシー州、テキサス州、ヴァーモント州、ヴァージニア州予備選挙。※スーパーチューズデーと呼ばれるこの日に、候補者選びの風向きが決まると言われています。
• March 7: ルイジアナ州予備選挙]
• March 10: ミシガン州、ミシシッピ州、ミズーリ州、オハイオ州予備選挙
• March 17: アリゾナ州、フロリダ州、イリノイ州予備選挙
• （未定）3月3日、10日、17日：コロラド州党員集会
• （未定）3月3日　ミネソタ州予備選挙
  

  2020年4月

• April 7: ウィスコンシン州予備選挙
• April 28: コネチカット州、デラウェア州、メリーランド州、ペンシルバニア州、ロードアイランド州予備選挙]
  

  2020年5月

• May 5:インディアナ州予備選挙
• May 12: ウェストヴァージニア州予備選挙
• May 19: アーカンソー州、ケンタッキー州、オレゴン州予備選挙
  June
• June 2: モンタナ州、ニュージャージー州、ニューメキシコ州、サウスダコタ州予備選挙
• June 7: プエルトリコ予備選挙
• June 16: ワシントンDC予備選挙

党全国大会(National Convention)

当全国大会では、上の予備選挙や党員集会で選ばれた代議員が出席し、それぞれの党の候補者を決めます。2020年は、トランプ大統領が再選を目指しているので、主に民主党の候補選びが焦点になります。

民主党党大会は2020年7月13日〜16日に予定されています。
共和党党大会は2020年8月24日〜27日にノースカロライナ州シャーロットにて開催が予定されています。

大統領本選挙(General Election)

大統領本選挙は2020年11月3日に予定されています。

※本記事の情報は、掲載当時のものです。