今日は仮想通貨のエアドロップがあるかもしれないプロジェクトGrassを紹介します。簡単に無料でファーミングできるし、元手の資金やウォレットの接続なども必要ないので、仮想通貨に興味がある方はご覧ください。
Grassとは?
Grassは、未使用のインターネット通信帯域を取引し、公共のウェブから様々な種類のデータをスクレイピングし、AIモデルが読み取ることができる構造化されたデータセットを生成するために使用しすることで参加者が報酬を得るというプロジェクトです。
AIのデータレイヤーとは?
Grassは「AIのデータレイヤー」と呼ばれています。
AIにおいてはモデルのトレーニングや「データ学習」について語られることが多いのですが、その基盤となっているのが巨大なデータです。「AIツールのためのデータ準備は、AIシステムの実装に関わる全作業負荷の最大80%を占めることが多い」といいます(参考)。AIではデータの準備することがが非常に重要なのです。
Grassは、AI開発の第一段階であるデータの収集と整理を行うので「AIのデータレイヤー」だと定義されています。
Grassの背景
GrassはWynd Labsという企業のプロジェクトです。透明性がありより倫理的で公正なAIの構築を目ざしています。
GrassはシードラウンドでPolychan CapitalとTribe Capitalから3.5ミリオンを調達しています(参考)。
Grassは怪しい?詐欺?
実は、Grassは「詐欺ではないか」という声がありました。プロジェクト開始直後、英語圏のインフルエンサーの影響で知名度は広まったものの、運営者として公開されていたのはWynd Labsという企業名のみで、その裏に一体誰がいるのか「顔が見えない」という批判があったのです。VCからの調達については確かにこのプロジェクトがまともそうに見えるのですが、それ以外の点では情報が公開されておらず、なぜ運営者が明かされないのか、コミュニティの一部に不信感がありました。
その後、GrassのCEOがAndrej Radonjicであると明かされ、いくつかのインタビューがYouTubeで公開されました。https://twitter.com/0xdrej
また、当初公開されていたGrassのブラウザエクステンションが必要以上に多くのプライベートな情報を収集しているように見えたことも不信感の理由のひとつでした。現在ではこの批判が届いたためか、エクステンションの仕様が変更され、個人的な情報は収集されないようになっています。
Grassを始めたい方は、以上のような情報を踏まえたうえで、ご自分で参加するかどうかを決めてください。
Grassの始め方
Google Play Storeまたは、Chromeエクステンションをダウンロードしてサインアップすれば簡単に開始ができます。※2024年現在
Grassでノードを稼働させると、インターネット接続のうち「使われていない」部分を販売することになります。毎月インターネット料金を払っていても、四六時中配信を観ているわけではないので、この使用していない部分について、販売するのです。
Grassへの招待コード(サインアップボーナスつき)
Grassに参加するためには招待コードが必要です。
このリンクからGrassに参加してくださった方には5,000ポイントのGrassポイントがつきます(100時間のアップタイムの後)。サインアップ直後は5,000ポイントが見えませんが、しばらく拡張機能を入れていると、5,000ポイントが付与されます。
Grassポイントで何ができる?
Grassは現在β版であり、ここで集めたGrassポイントを直接のキャッシュアウトする方法はありません。しかし、Grass公式サイトによると将来的にはギフトカードなどでのペイアウト方法を検討しているとのことで、詳細はGrassの公式Twitterなどを通じて発表される予定です。
Grassトークンのエアドロップはある?
2024年4月1日現在、Grassにはまだトークンのエアドロップがされておらず、取引所に上場もしていません。
上で書いたように、まだキャッシュアウトの手段もないので、そういう意味ではGrassポイントは市場価値のないポイントです。しかし、Grassのエアドロップは近いと噂されており、今はひたすらポイントを貯めることで、エアドロップ時の利益を狙おうとしている人が多い状態です。
このリンクから参加してくださった方には5,000ポイントのGrassポイントがつきますので、少しでもAIや仮想通貨に興味がある方は、今のうちにポイントをファーミングしてヘッドスタートを切ってください。
今後も暗号資産・仮想通貨・無料で貰えるエアドロップ情報をお届けしていきます。
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