アメリカでお小遣い稼ぎというと、UberやLyftなどのギグワークを思い浮かべる方が多いかと思いますが、「blood plasmaを売る」というアメリカ人がいます。ブラッドプラズマって何かかっこいいけど何や?金になるんか?早速調べてみました。
blood plasmaとは、日本語で「血漿(けっしょう)」といい、血液の中で血液の血球成分(赤血球、白血球、血小板など)以外の成分を指します。基本的に献血は無料で行うものだと思います。管理人の近所にも赤十字の献血センターがあり、たまに献血車がオフィスに来たりもしています。でももし「献血してお金がもらえる」のだとしたら、ちょっと助かりませんか?
というわけで、今回は、blood plasmaを寄付することで、報酬がもらえるサイトに登録してみることにしました。
このサイトは、日本の武田製薬の関連会社のようです。
血漿ドナーとして献血できる条件は以下の通り。
- 年齢: 18歳以上
- 体重: 最低110ポンド(約50kg)
- 健康状態: 全般的に健康であること(事前の健康診断にて確認)。
報酬:場所によって異なるようです。一回10ドル〜30ドルとのことですが、管理人の近所では新規のドナー登録すると、初月は、8回分毎回90ドル〜100ドルがもらえ、合計650〜750ほどの報酬がもらえるキャンペーンを行っていました。
血漿寄付のステップ
ユーザー登録をして、初回の健康診断の予約をします。健康診断では以下のような内容を確認されるようです。
- 健康履歴の確認: プライバシーを守りながら過去と現在の健康状況を確認。
- 身体検査: 寄付が安全であることを確認。
- 血液検査: 血液が寄付可能か確認
血漿寄付の準備
血漿寄付の前には鉄分を多く含む健康的な食事をし、しっかり睡眠を取り、カフェインを含む飲み物は控えるようにとされています。
寄付当日に必要な持ち物
寄付センターに予約した当日は以下のような持ち物を持っていきます。
- 有効な身分証明書: 写真、署名、生年月日、
- 社会保障番号(SSN)の情報を含むもの(例:ソーシャルセキュリティカード、W2、ペイスタブ)
- 住所の証明: 寄付センターの40マイル圏内の住所。公的な請求書など郵便で送付されたものがひつ王
- ワクチンの記録
- 服用中の処方薬の情報
- 薬や治療状況による影響を確認。多くの場合、薬の服用があっても寄付は可能。
- 対象条件: 高血圧、喘息、糖尿病、皮膚疾患など。詳細な診断や治療が必要な場合あり。
- 妊娠中は寄付不可(出産後6ヶ月で寄付可能)
- その他、タトゥー、ピアス、HIV陽性や他の持病についてスクリーニングが行われます。
興味ある方は以下から登録してみてください。
費用などはかかりません。
管理人はまだ経験していないのですが、今後体験した後レポートを追加しますね!
おまけ:なぜ血漿療法が重要なのか
寄付した血漿は何に使われるのかというと、血漿を使用して作られる医薬品になるようです。血漿療法は、さまざまな重篤な病気の治療に使用されているそうです。
- 免疫障害(免疫力の弱い人)
- 血友病(出血が止まりにくい病気)の患者
- 失われた血液を補充する(輸血)
- α-1アンチトリプシン欠乏症
- 遺伝性血管性浮腫
お小遣い稼ぎのつもりで調べ始めた「血漿寄付」ですが、自分の寄付した血漿がこうして誰かの役にたつのであれば嬉しいですね!
Happy Saving!!
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