ども!アメリカ節約情報 (@amesetu) です。
アメリカでは、かなりの品物が「返品可能」であり、また返品方法も簡単になっています。一体どんな製品が返品できるのか?返品するためには何が必要なのか?など、アメリカでの返品について解説します。
ラップトップを返品しました
先日、オンライン通販「Toshiba Direct」で購入したラップトップ。スペック的には申し分なかったのですが、実際届いてみたら、細部のつくりがちゃちく、使いづらい。それでもきちんと作動しているなら使おうと思ったのですが、さらには、1分おきくらいに、画面が真っ暗になり、「Display driver stopped responding and has recovered.」というエラーメッセージがでるようになりました。「10万円以上払ってこれはひどい」と思ったので、返品をしてみることにしました。
返品大国アメリカ
アメリカで暮らしている人ならお気づきだと思いますが、この国は「返品大国」です。初期不良というもの以外にも、驚くようなものが返品可能です。おそらく、生鮮食品以外にはほとんどのものが返品できるのではないでしょうか?
箱を開けてしまったり、利用してしまったものも、返品が可能です。「一度着たドレスを、パーティーの後に返却する」「かなりの間使ったベッドのマットレスを返品する」など、日本では、なかなか信じられないようなケースも存在します。
返品までの流れ
返品の流れはざっと以下のとおりです。
- 返品ポリシーの確認
- 返品に必要なものを揃える
- 返品の意思を伝える
- 返品承認(Return Merchandise Authorization (RMA)を貰う ←必要な場合
- 製品を返却
- 返金を確認する
以下、詳しく見ていきます。
返品ポリシーの確認
メーカーや小売店での返品ポリシーを確認しましょう。ポイントは以下の通りです。
- 購入日から何日間返品可能か?
- 返品のために必要な手続きはどうか?
- 返金してもらえるのか?それともストアクレジットか?
店によっては、交換しかうけつけてくれなかったり、返品できても、価格分はストアクレジット(その店だけで使えるお金として返品)でしか返してくれない、とかいろいろあります。Toshiba Directの場合は、製品の受け取りから15日以内の返品が認められていました。
返品するために必要なもの
返品する時に必要なものはメーカーやお店によって違いますが、だいたいの場合以下のとおりです。
- レシート
- 箱や説明書
- タグ(アパレルの場合)
- 付属品
- 購入に使ったカード
もしも、ここにあげたものがなくなっていたりしても、思い切って問い合わせてみましょう。アメリカは「交渉の国」なので、規約には厳しく書かれていても、意外となんとかなったりします。
返品の意思を伝え、製品を返却する。
返品は、いきなり商品を送りつけるのではなく、まず、返品したい旨伝えます。
この時、メーカーによっては返品の承認(Return Merchandise Authorization :RMA)番号が発行されます。返品の際は、このRMA番号を同封して送るようにします。またはじめから「気に入らなかっらこの封筒で返品してね」という返品送り状付きで送ってくるような通販会社もあります。そういう場合は、ただその封筒を使って製品を返送すればそれでOKです。
Toshiba Directからは、すぐにFedExの送り状がメールで送られてきたので、それを印刷して、最寄りのFedExに持って行きました。郵送で返品する場合は、念のため、発送の控えをとっておきましょう。
また、百貨店や小売店などの場合は、レジとは別の「サービスカウンター」に、返品したい製品とレシート、クレジットカードなどを持って行きましょう。特に事前の承認は不要で、いろいろ聞かれることもなく、その場で返品を受け付けてもらえます。返品できる期間は店によって異なりますが、大抵購入後30日間くらいだと思います。大手小売点だと1年間くらい受け付けている場合もあります。
返金を確認する
製品を送り返してから、約数日で、クレジットカードに返金がされていました。また、その時に確認のメールも送られてきました。送料や手数料などを取られることもなく、スムーズに返品ができました。
返品する時に覚えておきたいこと
このように、アメリカで買ったものを返品することはとても簡単です。しかし、返品によって生まれるコストは、消費者に跳ね返ってきていることは常に意識しましょう。便利な返品システムですが、その便利さの料金を払っているのは、わたしたち消費者なのです。
便利なアメリカの返品制度ですが、くれぐれも悪用するのではなく、あくまで必要な時に限って利用してください。
Happy Savings!!
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