韓国サムスン電子が、米国に17ビリオンをかけたチップ工場合計4箇所を建設するためにリサーチを進めています。すでに、テキサス州オースティンに工場がありますが、こちらを拡張することに加え、2月26日に発表された書類によると、オースティン市と、トラビス郡に対し、今後20年間にわたり、1.48ビリオンドルの税削減を要求しています。
サムソンは、上記のテキサス工場に加え、現在ニューヨーク州に1箇所、更にアリゾナ州内に2箇所を検討中です。アリゾナ州、ニューヨーク州ともに、プロパティータックスを削減するほか、巨額の助成金や税クレジットなどを提供しているそうです。テキサス州に提出された書類によれば、サムソンの工場は合計で約1,800の雇用を創出するとのことです。
テキサス州オースティンのサムソン工場は2021年2月にテキサス州を襲った寒波による大規模な停電から未だ復旧しておらず、全世界の半導体生産に影響が出ていると言われています。
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